May 26, 2007

俺は、君のためにこそ死ににいく

普段なら絶対に見ないのだが、時間潰しで映画館に入って、その時の連れが「零戦の映画見たいっちゃん!(って、隼やんか・・・^^;)」と言うので付き合う羽目になった。まあ別に我慢出来ない題材でもなかったからいいのだけれど・・・

内容は鹿児島県の知覧にあった特攻隊基地でのお話。中身は別に変じゃなかったと私は思う。映画評で「変じゃない」というのは不適切な気もするが、おもしろくはなかったし感動というものとも違った。

記憶に残ったのは「やりきれなさ」。見ていてなんか胃のあたりが重くなってきてイヤな気分。亡くなった方、生き延びた方のどちらにも救いがないのだ。

負けるとわかっていても、命を投げ出して戦わなければならない特攻隊員。無謀な作戦だとわかっていても、任務の遂行を強要される指揮官。死地へ赴く特攻隊員に「行くな!」とは言えず、「見事敵艦を撃沈してください!」と鼓舞するしかない民間人。おかしいと頭ではわかっていても、和を乱すことを極端に嫌う日本人の特性が生んでしまった悲劇なのだ。

私はこんな愚かな行為に加担したくはないし、犠牲者にもなりたくない。過去に犯した日本の恥として後世に残しておく意味はある映画だ。石原慎太郎さんもいい仕事をしたと思うよ。

この映画は戦争賛美でも反戦でもない。日本人の悪しき民族性がマイナスへ振れた時に引き起こされる弊害についての警鐘なのだ。

だからさ、どうも私はこの映画のタイトルに違和感感じまくりなのよ。。。(^_^;)

Posted at 00:17 in cinema | WriteBacks (2) | Edit
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