Jun 10, 2005

何者かと問われれば

ふいに息子から問いかけられた。

「おとうさんって社長なの?」

いや、違うケド・・・(会社経営してないし)

「でも、サラリーマンじゃないんでしょ?」

確かに。会社辞めちゃったしな。

「じゃあ社長じゃん。おかあさんがそう教えてくれたよ。」

いや、違うってば!社長ってのはもっと全然立派で偉い人。たくさん社員を雇って給料払ってる凄い人の事を言うんだ。

おとうさんは自分一人で仕事しているんだよ。

「ふ~ん。。。」

「で、おとうさんの仕事って一体何なの?」

ん・・・、言葉に詰まってしまった。(;^_^A)

そういえば、以前に母親から尋ねられた時も返事に窮した。つい最近、姉からも聞かれたが満足いく説明は出来なかった。

10年前は明確だった。金融業界専門のシステムエンジニアで間違いはなかった。3年前までは一般企業内の情報システム部門担当だった。この頃から仕事の内容が多岐にわたって説明しずらくなった。要は「なんでも屋」さんなのだ。パソコン修理やプログラム開発からインターネット接続は言うに及ばず、業務改善やら経営戦略まで。企業内の情報処理技術に係わる全てに首を突っ込んだ。

そして現在、立場としてはフリーの技術者。一匹狼である。やっている事は3年前となんら変わっていない。新しい顔として営業活動が加わったくらいだ。まさしく「なんでも屋」だ。節操なく自分を切り売りして飯にありついているようなもんだ。

今の自分に一番ふさわしい職業としての呼び名。多分それは「フリーター」ではないかと思う。責任のない立場に身を置いている。会社に縛られるのを嫌って飛び出した。会社と自分の人生を重ねる気にはならなかった。まさしくフリーターの発想そのものではないか。

そこまで考えて息子に答えた。「おとうさんはフリーターなんだよ」って。

そしたら傍で聞いていた嫁さんが露骨にイヤな顔をした。やはりフリーターじゃ世間の聞こえはよくないみたいだ。(^_^;)

それが真実なんだから仕方ないんだけどな。。。

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