Dec 15, 2004
松原みきさん死去
今日ニュースで知った。松原みきさんが子宮頚がんのため亡くなられた。享年44才。10月7日の出来事だったそうだ。
なにはともあれ、ご冥福をお祈りします。
松原みきと言えば、「ニートな午後3時」が最もポピュラーだろう。しかし、彼女をデビュー当時(1979年)から知っている私は、「真夜中のドア」こそが彼女の代表作であると主張したい。
当時中学三年生だった私。「真夜中のドア」がすごくオシャレでカッコ良く聴こえて彼女に夢中になった。クラスメートの一人が買った彼女のファーストアルバム「Pocket Park」を早速ダビングさせてもらって、もうまるでサルみたいに飽かず聴き倒したものだ。
松原みきの作品にはちょっと不思議な雰囲気があった(私が勝手に思っているだけかもしれないが)。彼女の声や歌い方はとても色っぽい。大人の女性を感じさせる。だけど楽曲(特に歌詞)に中途半端に商業ポップステイストが混ざっていて、ちょっと鼻につく。「真夜中のドア」でうっとりしてから「愛はエネルギー」を聴いてみるとわかる。声はオシャレ、曲も原則オシャレ路線。だけど♪愛はエネ~ルギ~♪だって・・・どうしてそんな恥ずかしいフレーズが出てくるんだ!!(爆)というか聴いててこっぱずかしいフレーズの曲の方が多いんだからメジャーになれなくて当然だったと思う。(^_^;)まあ根本的にミスマッチなのだが、ちょっと感じる違和感(棘)が彼女の個性になっていたと私は思うし、ダサさ(キズ)を魅力に変えてしまうだけの実力が彼女には備わっていた。純粋に歌はうまい人だったと評価している。
念のため、「愛はエネルギー」について批判的な書き方をしているが、私はこの曲大好きだ(マジ)。「微熱が平熱」って曲も好きなんだよなぁ。二曲ともEPOが歌ったらモロハマリそうな元気ハツラツ歌謡ポップス。それを松原みきが歌うって「おかしさ」がもーたまらない!(笑)絶対似合ってないと思うんだけど、これが聴かせるんだよねぇ~(^o^)
結局メジャーになりきれないまま去ってしまった。松原みきのヒット曲を知る人はそこそこいるのだが、彼女が好きだった人、ファンを自認する人とはめったに巡り合えない。
今夜は独り、ベストアルバムを聴きつつ彼女の思い出に浸ろうか・・・
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