Dec 10, 2004

ThinkPadよ、どこへ行く

IBMのPC事業部が売却されるそうだ。買収先は中国のPCメーカー。Lenovoってブランドなんだそうだが、不勉強な私は知らなかった。PCサプライヤーとして世界の10傑に入るほどのメーカーらしい。ネットで色々情報を仕入れてみると、元々Legendってブランドで売っていたトコだ。それなら聞いたことがある。

IBMのPC部門売却の噂は数年前から囁かれていた。ずっと赤字だったらしいが、ここ数年PCサーバー部門は好調だったし、ハード部門も頑張ってるなと感じていたので、個人的にはちょっと驚くニュースだった。

IBMのパソコンといえばThinkPadブランドのノートPCだ。少なくとも私にとってはThinkPadが一番お気に入りなのだ。220というA5サイズの小型PCが最初だった。もうかわいくて仕方なかった。仕事で使うにはちょっと非力過ぎたのであまり触らなかったが、後継の230CSはよく職場で借りて遊んだものだった。その当時の職場には、DECのHiNote Ultraもころがっていて、カッコ良さ(当時ビックリするほど薄いマシンだった)と使いやすさ(A4フルサイズだし)で圧倒的な人気を集めていた。そんな中、私がThinkPadに惚れ込んだ理由はやはり筐体の剛性感キーボードのタッチだ。これはもう好みなのだろう。HiNote Ultraのキーボードも世間の評判はいい。だけど華奢なのだ。230CSのキーは実にしっかりしていて少々張り倒してもびくともしないって思わせる強さがあった。筐体もシンプルな箱型で質実剛健。真っ黒だし地味なんだけど、なんか所有欲をそそられる。

車に例えるなら、VWゴルフHONDAシビックの違いみたいなものだろうか?現行モデルだとちょっと車格が違い過ぎるかな?(^_^;)私はゴルフの元オーナー(ⅢとⅣ)だが、ゴルフの良さ(剛性の高さとシートの出来)はThinkPadの魅力と合い通じるものがあると思う。

ThinkPadはその後も仕事で色々と触ってきた。自分専用のマシンとしては600Xを今でも仕事用で使っている。600Xは220から続く古いThinkPadの顔を持った最後のモデルだ。現行のTXシリーズも嫌いではないが、ちょっと無骨な箱型のボディに愛着があって手放そうという気にならない。

現在のThinkPadシリーズには魅力があまり感じられないのだ。Xシリーズの対抗ならPanasonicのLet's Noteがある。これは良く出来たマシンだ。Tシリーズと競合する大画面&薄型&ハイパワーの他社モデルは思いつかないが(ちょっと前にSONYが出していたと思う)、このクラスだとDellのハイエンドノートを選択するユーザーが多い。特に3DCADをやってる人達は、昔IBMで今はDellってパターンが多そうだ。

ThinkPadはサポートの充実も売りになっている。最新の市販モデルでもWindows98SENT4.0(SP6)の動作保証をし、ドライバを提供しているのは素晴らしいことだ。私みたいに仕事でパソコンと関わっている人間にとって、こういったメーカーの姿勢は実にありがたい。

売却されてThinkPadは今後どうなっていくのだろうか?ネット上では悲観的な話題ばかりが踊っている。ちょっと感情的過ぎないか?と私なんかは感じてしまうほどだ。(^_^;)

記念にT42でも一台入手しておこうか・・・なんてふと思ったり。

Posted at 00:18 in pc | WriteBacks (0) | Edit
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