Feb 25, 2005

堀江さん

ライブドアの堀江さん、私はキライじゃない。

外見から悪人にはどうしても見えないのだ。メディアに露出している姿には好青年のイメージがつきまとう。

だけど、堀江さんの本業は乗っ取り屋だ。ニッポン放送に敵対的買収を仕掛け、今大いに世間を騒がせている。

どうもしっくりこない。。。

騒動の概略についてはココに書く必要もないだろう。私の主観は、どちらがが正しいとかどーとかっていう議論はナンセンスだと思っている。

これは戦争なのだ!守りが甘い企業に対し侵略者が攻め込んでいるのだ。ルール(法)さえ破らなければ、奪い取っても構わないのだ。

殺るか殺られるかの勝負でキレイ事言ってられる状況ではない。とりあえず塀の上から落ちなければ問題ないのだ。現行法規の不備について議論する必要性はもちろんあると認識しているが、道義上どうとか~って批判は事態の本質から外れたところにある。

堀江さんは背水の陣を敷いて戦っているように見える。今回の買収にあたり、外資のリーマン・ブラザーズから資金調達を受けている。担保は自社の株だ。外資の投資機関といえばバゲタカみたいなもんだから、おそらく買収に失敗してしまうと遠慮呵責なくライブドア株を操作し差益を掴むだろう。日本人の美徳である人情なるものは到底期待できない。そうなればライブドアはおしまいだ。信用の失墜、資金力の低下で市場価値が下落し、ジ・エンド。

かなりのリスクを負って堀江さんは戦いに挑んでいる。となると確固たる勝算あっての宣戦だったと思えるのだが、果たしてどうなのか?この状況下で勝てるのだろうか??

昨日ニッポン放送がフジテレビへ新株予約権を発行すると発表した。これが実施されればフジテレビが過半数のニッポン放送株を手にしライブドアの息の根を止めることが出来る。

堀江さんはこの反撃が想定内だったと言っている。おそらく本当だろう。即座に発行差し止めの仮処分を申し立てて実行を妨害しようとしている。

ここからは素人の推測になるのだが(戯言だと聞き流して欲しい)、発行差し止めの仮処分さえ決定されれば、新株予約権に基づくフジテレビのニッポン放送株取得作戦は頓挫する。ポイントは3月末時点での株保有率だ。この時までライブドアが25%以上のシェアを維持出来れば、6月の株主総会で影響力を行使出来る。差し止め無効を法廷で争うにしても、とにかく3月一杯まで最悪粘ればいいというシナリオが描ける。

これで決まりか!堀江さんの勝ちかな?

この読みを昼休みに職場のY取締役へ披露してみた。すると「いやいや、フジテレビにはまだ裏技が残っているよ(笑)」と意味深な返事。。。その理由を尋ねてみたが、私には理解不能であった。(^_^;)

堀江さんは負けてしまうのだろうか?私は堀江さん個人はキライじゃないが、ライブドアという会社は好きではない。M&Aを生業とするうさんくさい株屋にしか見えないのだ。乗っ取りとかいう仕事は大陸系狩猟民族にこそふさわしく、おとなしい農耕民族たる日本人(私)には馴染めそうもない。堀江さんの顔は、どうみてもハンターって感じじゃないし(笑)他のライブドアの人達も、どうにも学生崩れっぽくて四十路過ぎたおじさんの目には軽く見えて仕方がない。

理屈がいくら正しくても、勝負は勝たなきゃ意味がないのだ。

プロ野球参入でもあっさり負けた。結局はその程度の器でしかなかったのか。。。冷たいが、そういう評価しか私には下せない。

ここで負けたら本当にヤバイよ、堀江さん!

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