Jul 11, 2006
サラリーマンは奴隷なのか?

Carl Zeiss Planar T* 1.4/50 ZS(借物)50mm 1/60sec F8くらい ISO200
読んで呆れた。asahi.comにあるAERAって雑誌の「覚醒せよ!サラリーマン 法人化で大節税を」という記事。
元サラリーマンで現在自営の私が言おう。単に会社との雇用契約を解除して今まで通りの業務を受託する契約に変えるだけであるなら、メリットなんか何もないと断言出来る。節税?たかだか年収600万ぽっちでどれだけ経費がかけられると言うのか?生活費で一杯一杯、交際費で飲み歩く余裕なんかどこにもない。一生懸命領収書をかき集めてもサラリーマン時代の控除額以上になんかなりゃしない。もしやれると豪語するヤツがいたら、そいつは節税じゃなく脱税しているはずだ。
日本の社会はサラリーマンを基準にして構築されているから、自営業に対する行政はかなり不備がある。まず社会的信用がない。金を借りれない。社会保障も取り残されている。年金はほとんど役立たずだし、健康保険は弱者と強者にのみ有利で私のような中間層はバカ高い料率でふんだくられる。おまけに地域格差がひど過ぎる(住んでいる場所で保険料が倍くらい違ってくるのだ)。同じ仕事をしてより賢く生きようと思うならサラリーマンでいた方が正解だ。
この編集者は一体どっちの味方なのか?サラリーマンを煽って独立させると、雇用主の企業は固定経費が削減出来てリスクを委託先に押し付けられる。業績が下がったら契約を切ればいい、正社員だとそうはいかないが単なる外注なら簡単だ。旨味は企業側にしかないように感じる。
現状維持でサラリーマンより独立した方がいいなんてことはありえない。会社でやってる仕事の価値なんか今の給料以上のワケがないのだ。今以上にやりたい事があって、会社員のままだと問題があるのだったら独立すればいい。節税出来る!なんてバカな扇動はしちゃいかんだろ!!
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